最近の八耐を含む日本の二輪レース界には、パッとした華のあるスターが居ない。
伊藤真一とか宇川徹は典型的な花形ライダーだったが、
だからと言ってバブル時代の生き残り世代が無理やり現役を続けても
“本人以外には大して意味/利得が無い”って事に、
メーカー首脳や運営側は早く気がついた方が良い。
メーカーの金でマスコミに持て囃された一時代(経験)があったりして、
“自分の価値”と“役割”を勘違いしちゃった人間は、
「“スターを自認する自分が抜けた後に、業界に大きな穴が空く”事で自分の価値と実績を証明したい」って心理が働く事が多いとは思う。
けれども、“コネで長居して次世代ライダーのシートと可能性を奪う”って事の本質は
“官民癒着して民間企業に天下りしてる役人”となにも変わらないし、
「“大人と子供程の歳の差の人間”が若者向けの商売をしている業界内で現役選手として大きな顔をする」ってのは、
“業界全体の安定的発展”を阻害して、
時間的損失とリソースのムダを運営側/メーカー側に強いてるだけなんだよ。
「創業関係者の3代目世代が気に入らない」と思ってる“我侭な、バブル時代のアイドルライダー”連中は多い。
時代の変化と共にメーカーのビジネス戦略は変わるのに、
それを「研究予算の浪費だ、バカ息子の責任だ」と言って、
本質を知らずに無理に過去時代の姿に戻そうとする。
何時までも現場でウロウロ居座って大きな顔をし続けるのは、
この様な「筋肉バカの中年」ばかり。
現場の指揮命令系統にキッチリ筋が通ってない現状では、
「財布の紐を握っている親玉」が現場に足を運ぶ事は無いし、
統治/管理ができていない無法地帯化した業界に銀行からの資金が集まる事は無い。
「銀行資本の信用を勝ち得た」という社会的信用を基に、
政財界からの後ろ支えを集めなければ、
マスコミへ資金を大量投下したとしても、興行が上手く行く事は無い。
返信する