マクラーレンのマシン開発コンセプトが「間違ってる」ワケじゃない、とは言えるだろう
レッドブルのように、空力に特化したマシン製作はF1チーム側の基本的な考え方だからだ
しかしそれはメルセデスやフェラーリのような「自動車メーカー系ワークスチーム」の考え方では無い
[ マシンに合わせたエンジン設計、エンジンに合わせたマシン設計 ]
その両方が可能なのが「自動車メーカー系ワークスチーム」であり、今のF1はそういう体制が
昔よりもかなり求められているはずだ、特に去年からエンジンがPUという考え方になってからは
レッドブルがルノーとケンカ別れをしたのも、この考え方の違いで互いに理解と協力を得られなかったからだろう
ならマクラーレンはどうか?レッドブルと同じ運命をたどるのか?
レッドブルといういい前例が目の前にあるにもかかわらず、むざむざ同じ道を歩むとは思えない
あるいはそうなった時の対策として、マクラーレンは「ホンダ=日本の企業」を選んだのかもしれない
東洋の島国・日本人の気質と技術力は、伝統と実績のイギリスチームのわがままを聞き入れるだろう
(もしくはわがままを聞けよ!)という上から目線の体制を構築できる、と
さらに初年度のこの成績を盾に、今後はホンダにマクラーレンはかなりの強気で難題を押し付けるかもしれない
マジメで堅気な日本のホンダは、このやり手で2枚舌のイギリス人の術中へ落とされたんだ
(もっともホンダはまたF1の頂点に立てるのなら、すべを知ってあえてその術中に落ちていったのかも?
あの悲惨な第三期の悪夢を忘れる為に・・・)
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